書く。口にできないから。　　　　　　　　　　　　　　　　

１９９９年４月、我は中学２年生になった。

そしてテニス部にも事件が起こる。

それは…新しいコートの完成！

しかもハードコートという豪華さ！

学校のテニスコートと言えば普通はクレーだと思われるが、

うちの学校は新しくハードコートを作ったのだ。

ハードコートの方がイレギュラーとかもないし練習効率も上がる。

何より部活終了後のコート整備がなくなったのがよい。

…しかし何故うちの学校はハードコートなんか造ったのだろうか？

別段テニス部が強いと言うわけではなかったのに…謎である。



新しいコートが出来ると気合も入る。

春休みに悔しい思いをした（参照： http://blogs.yahoo.co.jp/u3098310/38890146.html ）我は、

友達を誘って自主朝練に行っていた。

我は電車で１時間弱、そこから歩いて３０分のところにある学校に通っていたので、

朝練に行こうと思ったら５時に起きなければならなかった。

我自体は別に苦でもなかったが、何も言わずに早起きしてくれて

弁当もちゃんと作ってくれた母親には今更ながら感謝している。

朝練をすると当然授業中は当然爆睡…なんてことをする我ではない。

むしろ逆である。

テニスにうつつを抜かして成績が下がったなんて言われないために、

それまで以上に勉強にも力を入れた。

嫌いな先生の数学以外。

実際この頃の我は勉強でも最盛期で、

高１になってからの進路指導の際にも話を出され、

学年の３０番以内には入っていたらしい（一学年約２００名）。

ちなみに高３時は１４０位くらい（笑）



さて、テニス部のほうはと言うと、

先輩方が５月の大会の団体戦の結果により、見事に７月に行われる中国大会進出を果たした。

先輩たちは残念ながら中国大会で敗退してしまったのだが、

大会の結果は他の大会のドローにも関わってくるので、

我たちの世代で全国まで駒を進めることが出来たのは、

先輩たちの功績があってこそといっても過言ではないだろう。



そして夏…

テニス部は８月に尾道で合宿を行う。

基本的に中２は顧問の先生に選出されないと合宿にはいけない。

我も他の何名かとともにそのメンバーに選ばれた。

が、

合宿の日程が東京へ、母親の大学の同窓会にくっついていく日にちとモロにかぶっている。

そのため合宿に行くことができない旨を顧問に話しに行くと…

ズタボロに言われた。

かなり印象を悪くしてしまったようだ…
監督の評価が５下がった。
チームメイトの評価が３下がった。
筋力が４下がった。
技術が４下がった。
敏捷が４下がった。
↑パワプロサクセス風表記

このまま我は団体戦のメンバーから外されてしまうのか！？






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