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レポート書くのに和歌を漁ってるんだけど、
技術の進歩とは素晴らしいもので、
現在ではパソコンを使って語彙検索や句検索、
さらに絞込みで時代や歌集を選択して検索できたりもする。
和歌だけではなく、源氏物語なども研究室のパソコンを使えば全文検索できちゃうらしい。
…我は研究室寄りつきたくないからいまだ使ったことないんだけど…
そろそろ使わないとやばいかなと思いつつ。
昔はいちいち本を読んで探してたと思うと愕然とするね。
しかし技術の進歩というのは得てして人を堕落させる。
例えば、
誰かと待ち合わせをしていて、時間に遅れそうになっても、
今は「ケータイに連絡すればいっか♪」になってしまう。
(我は絶対そんなことしないけど。時間を守れない奴は最悪、最も悪い。)
和歌や文学作品なんかをパソコンで検索できてしまうことによって、
本を実際に読むことが少なくなり、前後を見なくなり、
本を読むことによって得られたかもしれないものが得られなくなる。
とは言いつつも便利なものに頼ってしまうんだけどね。
一応パソコンで検索した後該当部分は本で読むようにはしてるけど、せめてもの気休めに。
でもやっぱり和歌はええよね。
何がいいって、片思いの歌が多いのがいいよ。
今の歌(ソングの方ね)だと恋愛中か失恋の歌が多いしね。
やっぱり恋愛で多いのは圧倒的に片思いだと思うし。
いや、片思いは「恋愛」じゃないか、「恋」だな。
万葉の時代から人間は恋をすることで繋がってきたんだからね。
と言いつつ現代は少子化社会。
まあそりゃ昔と違って一夫一婦制なんてのもあるから比較するのもアレだけど。
これも便利な時代になったことの弊害じゃなかろうか。
なんでこんなこと言ってるかっていうと、
上に書いたとおり、パソコンで万葉集検索して本のほうを読んでたんだけど、
いつの間にやら自分が調べたい和歌じゃない方に熱中してしまったんだよ…
レポート終わらね('A`)
そういうわけでちょっと書き出してきた万葉集の歌を紹介してみる。
如此許 恋乍不有者 高山之 磐根四巻手 死奈麻死物呼
大夫哉 片恋将成跡 嘆友 鬼乃益卜雄 尚恋二家里
勿念跡 君者雖言 相時 何時跡知而加 吾不恋有牟
いい歌だね。
何?読めない?ぶっちゃけ我も読めないんだけどね。
まあ読めない人はこちら反転↓
かくばかり 恋つつあらずは 高山の 岩根しまきて 死なましものを
ますらをや 片恋せむと 嘆けども 醜のますらを なほ恋にけり
な思ひそと 君は言ふとも 逢はむ時 いつと知りてか 我が恋ひざらむ
意味も分からない?意味くらい自分で考えろ。
それが和歌の醍醐味だろ。
これほどに恋しく思うのならいっそのこと高山の岩を枕にして死んでしまいたい。
ますらおである私が片思いをしていると嘆いてもダメ男である私はやはり恋しく思ってしまう。
思ってくれるなとあなたは言うけれど次に逢うときがわかっているなら私も恋しくは思わないのに
こういう和歌読んでると寂しさが募ってくるよ…
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