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主人公の野島に共感を禁じ得なすぎて
『友情』が全く読み進められない…
泣ける…
まだ全然泣くところじゃないけど。
杉子は男の注意を惹かないには美しすぎる。誰か杉子を見て心を奪われない男があろう。(中略)彼は不安を感じないわけにはゆかなかった。彼は恋するものの不安を感じないわけにはゆかなかった。彼には結婚することが二人にとって幸福でなければならなかった。又よろこびでなければならなかった。杉子が自分の処によろこんで来てくれなければ、彼の自尊心はむしろ結婚したくないと思ったがった。だが彼は杉子を失うことは考えてもたまらないことだ。彼はその後仲田の処に三四度行ったが、杉子には逢えなかった。杉子の学校の帰りに二度逢いに行って、一度逢った。その時杉子は四五人の友達とうれしそうに笑いながら声高に話していたが、彼を見ると、いつもの人なつかしげに無邪気なあいさつをした。彼も丁寧にあいさつした。彼は実際うれしかった。彼は杉子と夫婦になることを考える、それは楽園にいることを考えるようなものだった。新聞を見ても、雑誌を見ても、本を見ても、杉と云う字が目についた。そして目につくとはっとした。しかし彼はまだ殆ど杉子とは一言も言葉を交わさなかった。或る日だった。彼は又仲田の処に出かけた。すると杉子が門から出るのに逢った。それが不意だったので彼は反って気軽に言葉をかけることが出来た。
「仲田君はうちにいらっしゃいますか」
「ええ」
「何処にいらっしゃるのです」
「お花の稽古に」
これだけの会話が、彼にとっては鬼の首でもとったように嬉しかった。よく言葉がかけられたと自分で感心した。そして彼女は自分を嫌っていないと思った。
彼は自分の室に杉子がいけた花をかざることを空想した。彼はいつもの三倍元気に仲田と話した。わかる、わかるよ野島…その気持ち…
でも
杉子は野島のことを「一時間も同じ場所にいたくない」と思ってるんだよな…
くそう、
杉子め…
ちょっと可愛いからって調子に乗ってるんじゃねえぞ!!
だが野島完全にストーカーだな、これはキモい。
しかし野島の気持は痛いほどよくわかってしまう…
僕も基本的にストーカー気質だしなあ…
某エロゲヒロインは
「雪村の辞書では『恋する乙女』と書いて『ストーカー』と読みます」と言ってたけど。
恋する益荒男もストーカーだな。
いや、野島も僕も益荒男じゃないか。
だけどストーキングしてしまうほど人を好きなれたらそれってなんか素敵やん…
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