本を主食にするわけでもないし、
そもそも「少年」と言えるような年齢でもない。
かと言って「文学青年」ではもちろんない。
ただの「文学部青年」である。
いや、しかし男の子はいつまでも少年の心を持ち続けなければいけない気がする。
やっぱり僕は少年、「文学部少年」。
ただのガキかもしれない。
親に言わせれば僕は「読書家」らしい。
まあそれも「兄貴に比べて」というくらいで、
小学生のころは『エルマーのぼうけん』とか『ズッコケ三人組』シリーズくらいしか読んだ覚えがない。
そもそも小学生のころは算数の方が国語より得意だったし。
そしてあの頃は読み方が少し特殊だった。
まず最後の方の結末を見てから改めて最初から読み出す。
どのように話を持っていくかに主眼を置いたような読み方をしていた。
今は普通に初めから順々に読んでる。
本格的に本を読み出したと思うのは高2の夏。
夏休みの宿題を1個もせずに本を読んでいた。
…読書の時間は通学の電車内くらいだったから宿題はあまり関係ないんだけど。
高3になり、周りが単語帳や参考書を開くようになっても小説とか読んでいた。
浪人してる間もやっぱり本を読んでいた…いや、予備校の食堂で友達と駄弁ってた時間の方が長いかもしれない。
大学に入ってからはあまり本を読んでない気がする。「大学入ったら図書館に入り浸るぞ」と意気込んでたのだが、入り浸ったのは自分の部屋だった。
読んでいる文章量としては昔と遜色ないともおもうのだが。
エロゲやギャルゲを1本やるにもたいがい数十時間は要するし。
…まあ中学高校からエロゲ・ギャルゲはやってるけど。
そして拙筆ながらこうして書き物もするようになった…が、それはどうでもいいや。
僕の読む本の選び方は結構適当。
基本的に、何か読んでその中に他の作品が出たりしてたらそれをメモっておいてそれも読む、という流れが多い。
本流から支流が流れ出るようなイメージだ。
広島平野の三角州のよう。
流れ出る先はバラバラのジャンルめちゃくちゃ。
フランス文学だったり、ドイツ文学だったり、ロシア文学だったり、アメリカ文学だったり。
残念ながら(?)日本文学に行き着くことがあまりない…
食に関しても偏食家なのだが、読に関してもかなりの偏食家だ。
評論とかはまず読まない、新書レベルの読み物なら結構読むけど。
読むのは小説ばかり。
小説にしたって読まないものもある。
特に読んでないと感じるのは明治・大正・昭和あたりの近代日本文学。
夏目漱石がダメで、なんとなく他の作家も敬遠している。
食わず嫌いならぬ読まず嫌い。
かと言って日本の古典文学や現代文学を読んでるわけでもない。
当然中世や近世のものもサッパリだ。
…あれ?僕の専修なんだっけ?
国語学国文学だった気がするけど全く記憶にございません。
最近では主にライトノベルを嗜んでいる。
今日は『“文学少女”と繋がれた愚者』を読了。
胸ぺったんの黒髪三つ編文学少女の遠子先輩は俺の嫁。そうすると次は題材となった武者小路実篤を読むのである。
乙女姉さんにも薦められたし。
図書館で『友情』の載ってる本を探し出したのだが、見事に埃が積もってた。
誰にも読まれてないんだろうなあ。
一番読みそうな僕みたいなのが読んでないんだからな。
(´;ω;`) ウッ 本カワイソス…
で、さわりの部分だけ読んだんだけど、
なんかめちゃくちゃ線引きながら読みたい。
図書館の本だからできないけど。
もしかして武者小路実篤って面白い?
ぶっちゃけ
ものものしい名前だけで敬遠してたんですけど…
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趣味で文学作品を読む人も少ないと思いますし。