このブログでは何度か書いた気もするが、
我は映画が嫌いである。
特に何かを原作にした映画。
元から映画のために作られたお話ならばまだいいのだが、
原作のあるものは見る気にならない。
映画の芸術性は認めるけどね。
嫌い、と言いつつも好きな映画とかはちゃんとあるし。
では何故我が原作のある映画が嫌いか?
それはどうしても「ズレ」ができるからである。
例えば読んだ小説なんかが映画化されたとする。
そうするとこっちは自分で作り上げた小説の世界があるわけだ。
そのイメージは読む人によって千差万別であると言ってもなんら過言ではない。
それが映画化されることによって監督などのスタッフのイメージを押し付けられることになる。
イメージ通りのシーンもあるかもしれないが、
全てがイメージ通りには絶対にならない。
そのことが我には我慢できないことなのだ。
逆に映画化されたものを映画を見た後に小説を読むとする。
そうすると今度は映画で出来てしまったイメージを元に小説を読むこととなり、
オリジナルのイメージは作れなくなる。
原作を読みながら映画を見る、ということができたらいいのかもしれないが、
この理想は決して現実化されえない。
映画と言うのは、程度に差はあれど、主に視覚に訴えかける芸術だ。
そして視覚というのは人が一番多く情報を取り入れる手段である。
だからこそ映画と言うのは今日まで発展してきたし、
これからも驚くようなあの手この手を使って人々を魅了する作品が作られるだろう。
CGの技術がいい例で、一昔前では到底作りえなかった映像も作れるようになってきた。
しかし、そのような技術が発展しても、それはスタッフのイメージを再現する手段であり、
決して人々のイメージを再現する手段ではない。
だから我は映画を見ない。
イメージを作り変えられるのがイヤだから。
別に映画を作る人を批判する気はない…というよりむしろ尊敬する。
イメージを視覚化するのはとても難しいと思うし。
…とここまではお固く話してきましたが、くだけた話をすると…
なんか最近の映画って気にくわない。
「総制作費○億!」とか「製作年数○年!」とかどうでもいいことを謳い文句にしてさ、
そんなんこっちは関係ないねん。
要は面白いか面白くないかだろ?
そんなこと謳ってるのは結局内容に自信がないからだろ、って我は勝手に思ってますが。
「ごちゃごちゃ言わずにまあ見てみろ」って宣伝だったら見たくなるかも(笑)
あとついでに言うと、映画(館)って高い。
あとうるさい。
画面がでかい。
人が一杯で落ち着かない。
それがいいって言う人もいるけど、我はイヤ。
どうせ見るなら自分ちでゆっくり見るのが一番でしょ。
真面目な話をするといつも精神論で終わる我。
よくわかんないけど近い将来卒論がはねられそうな気もするぞ。
blog name:書く。口にできないから。
Author:U3
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