九月に入って平日の練習も始まった。
と言ってもうちの学校は基本的に進学校であり、
スポーツに力を入れているわけではないので、
練習は週2であった。
運痴の我にはなんとも嬉しい限りであった。
当時のテニスコートは2つあるグラウンドのうちの上にあるやつ、
通称上グラのさらに上にあり、
すぐそこまで山が迫ってるところにあった(というかうちの学校自体が山の中腹にあったのだが)
そしてコートはクレーコート、しかもところどころくぼみだらけ。
ボールがイレギュラーしまくって大変でした。
…といってもイレギュラーしなくても打てないほど下手糞でしたがね。
毎週火曜と金曜は部活でラケットを振ってました。
同じクラスの友達とふざけたり真面目にやったりで、
春休みまでは特にテニスというものを意識せずにただ楽しんでました。
そして春休み…
我にとっての転機が訪れる。
春休みの練習中、我は顧問の先生に呼ばれた。
我の他にも3人が呼ばれていた。
なんでも上級生が部内戦みたいなのをするので人数合わせで出ろとのこと。
我は驚いた。
何故なら我以外の3人はもともとテニス経験者であったからだ。
それなのに我は選ばれた。
それはつまり未経験者では我が一番ということを意味するわけで。
…まあそれも過去の栄光なのですが…最終的には学年で7,8番手というところだったでしょう。
何はともあれ部内戦が行われる日、我は広島の街中、
広島城の近くにある広島中央コートへと赴いた。
部内戦は2コ上の先輩少々と1コ上の先輩大勢と我たち4人で行われた。
ちなみにシングルスの試合だった。
いくつかのリーグに分けて上位が決勝リーグに進むという形式だったと思うが、
当時、テニス暦半年で試合形式もあまりこなしていない我は、予選リーグ全敗だった。
今思うと相当ザコい先輩にも負けたのだが、
そのときの我はそれに輪をかけてザコかったのだ。
その結果はかなり悔しかった。
相手は自分より1年も多くテニスをしているとは言え、負けるのは悔しかった。
こんなに悔しく思ったのは小学生のときヴァイオリンの発表会の前の
リハーサルで全然弾けなかったとき以来だった。
ここで我の負けず嫌いの血が騒ぐ。
「もっと上手くなりたい」
我は初めてテニスに情熱を感じたのだった。
あらためて振り返ってみると、
我のシングルス嫌いってのは、我が弱いということにも原因はあるが、
このときの惨敗も一枚噛んでるんじゃないかな?
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