書く。口にできないから。　　　　　　　　　　　　　　　　

夜１１時ごろに家の電話が鳴った。

こんな時間にかけてくるのはどうせ父親だろうと思って受話器をとった。

「もしもし？」とだけ言って名乗らないのが家電を取る時の通例。

しかし受話器から聞こえてきたのは父親の声ではなかった。

我の前の苗字を呼ぶ声は高校のときの友人のものだった。

なんで家電の番号を？と思ったけど、そういや前にケータイに電話かかってきた時に

家電あるなら家電同士のほうが安いということで番号教えたんだった。

友「留年しそう」

我「僕もするかも…」

我「旅に出ようぜ」

友「起業しようぜ」

なんて超ありきたりな世間話を。

まあ起業の方に関して結構真面目に語り合って、

通話時間が１０７分。

あっちが、またビジネスプラン練ってみるわ、と言うので電話終了。



そして２時間後、

再びけたたましくなる我んちの家電。

時間は午前３時を回ったところ。

こんな時間に電話なんて、

もしかしてばあちゃんが倒れたとかじいちゃんが倒れたとかいう電話じゃないか？と

内心ビクビクしながら受話器を取る。

……さっきの友達だった！

一人胸をなでおろす。

それから再び起業について議論…

広島出身と言うことを何か生かせないかという話になって、

我が平和記念資料館に行ったことないと言ったら

「広島県民にあるまじき行為ねッ！」

と彼に言われてしまった、こんな口調じゃないけど。

とりあえず次に実家に帰ったら平和記念資料館に行こうと決意。

まあそんな感じの議論。

…と言っても我はそういう考える作業が得意ではないので、

彼の話すプランにちょっと口をはさむ程度しか出来ないんだけど。

そんなこんなで彼がトイレに行くというので電話終了。

１３７分。

電話終わった時点で午前５時４５分。

結局計２４４分も電話してたことになる。

一回くらいこっちからかけ直したほうが良かったかなと少し反省。





しかし初めて「起業する」ということについて真面目に考えたけど、

会社を興そうとかいう人はすごいな…

考えること多すぎ。

「何するか」「何処でするか」「どうやって利益を得るか」etc...

ホント、起業家とか尊敬する。



ところで、電話で彼が

「職業適性チェックで『クリエイティブなのが向いてる』って結果が出た」

と言っていたので、サイトを教えてもらって我もやってみた。



下克上とかｗｗｗねーよｗｗｗ

でも書いてることはフンフンって感じだな。

よし、頑張ってOLを目指すか！！







さすがに今日は寝れるかな～、って寝てる場合じゃない気もするけど…

もう６時半じゃん…

カラス鳴いてる…