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「俺は、もうこれからどれほど練習しても、もうそんなに伸びへんと思うんや。多少は伸びても、たいしたことはない。そんな気がするんや」
と安斎はざるそばを食べ終わってから言った。
「……へえ、なんでや?」
「成長する時期というやつが、誰にでもあると思うんや。テニスに関して言えば。俺の場合は高校時代やったな。そういうピークを過ぎると、あとは知れたもんやろ」
「そんなことはないよ。ほんとに強くなるのは大学時代や。どんな名選手でも、大学で本物の力をつけてるやないか」
すると安斎は、いやにきっぱりした口調で燎平の言い分をはねつけた。
「ある人は十代に行き着くところに行ってしまうし、ある人は二十代に光りきってしまう。三十代にならんと成長せん人もいてるし、四十代まで待つ人もいてる。それは才能とはまた別の問題や」
燎平は、安斎がテニスに関することだけを言っているのではないことを感じて口をつぐんだ。
燎平は、貝谷のようなテニスも、早瀬老人のようなテニスも、自分には到底真似が出来ないと思った。異端ではあっても独自な、どこかに一点他の者より秀でている部分が、自分にはまったく見当たらないような気がするのである。何もかもがこぢんまりとまとまって、平凡で、おもしろくも何ともない人間だと思うのだった。「青が散る」を読んでも
今までとは全く違うところにばかり目がいく。
そしてレポートはやはり何一つ進まない。
というより全てが何一つ進んでいない。
レポートすら書けないのに卒論なんか書けるのだろうか?
5月までに卒論で何書くかある程度考えておかなければいけないのに何も思いつかない。
卒業できる気もしない。
何にもできる気がしない。
暖房で部屋が乾燥するからすぐ咽喉が痛くなる、加湿器買おうかな。
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