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思えば昔から言いたいことが言えない子供だった。
おもちゃ屋とかに連れて行ってもらって、親に欲しいものがないか聞かれても、
欲しいものがあっても「ない」と答える。
そして帰りの車の中で欲しかったもののことを考え出して、
「やっぱり欲しかった」と泣いて親を困らせる。
そんな子供だった。
言いたいことが言えないのは今でも変わらない。
言いたいことが言えないというよりも「思ったことが口に出せない」と言ったほうがいいだろうか。
意見を言うなんてことは苦手中の苦手で、
何か意見を言うようなことがあると話してる途中に泣きそうになってくる。
バカ話をするときは喋らなくていいようなことまで口にしてしまうのに、
真面目な話や主張なんかをするような場では黙りこくってしまう。
自分の考えはいつも間違いであるように感じてしまう。
誰かに弱音を吐きたいと思うことは多々ある。
でも仮に「弱音を吐いてもいい」と言ってくれる人が現れても、
自分は弱音を吐けないと思う。
「弱音」という言いたいことが言えないと思うから。
自分には意志がない。
意志とは思想と言い換えてもいいかもしれない。
他人はみんな自分の思想に沿って生きている。
自分には「コレだ」と言える確固たる思想がないから言いたいことも言えないのかもしれない。
言ってしまえば自分には「自分」がない。
「自分」とは「自らが分かる」と書く。
この記事で一人称に「自分」という言葉を使ってきたが、
自分がわかっていない自分は「自分」という一人称を使うべきではないのだろう。
眠れないからナイトキャップがてらつらつらと打ち込んだので支離滅裂だけど…
早寝早起きを心がけようと思ってるのに寝られないんじゃ意味がない…
足早な人ごみの中間違えて生まれた気がした
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