先日記事にしたとおり、「ラブひな」のゲームを280円で購入した。
そのゲームの発売が9年前のちょうど今頃、僕は当時14歳の中3。
エロゲも○4歳の頃からやってたけど、しっかりギャルゲもやってたんだなあ、自分…
男子校だったから仕方ない。
←別に仕方なくない考えてみると、「ラブひな」は僕にとってヲタクへの道の第一歩を踏み出させた作品である。
忘れもしない。
あれは中3の時の部活の大会か合宿かなんか(どっちだったか忘れた)で旅館に泊まっていた日。
夜中に先生の目を盗んで旅館を抜け出しエロ本を買おうと友達と本屋に向かったときのことである。
友達の一人が「ラブひな」のコミックスの前で立ちどまり、それを手に取った。
友達は僕にそれを勧めてきた。
当時の僕は週刊少年ジャンプ以外の漫画雑誌は読んでおらず、
当然マガジンも読んでいなかったので「ラブひな」の存在は知らなかった。
とりあえず何巻か買ってみた。
そして読んだ。
しのぶちゃん可愛EEEEEEEEEEEEEEEE!!ってなった。
それまでにも漫画のキャラを可愛いと思うことはあった。
例えば「ダイの大冒険」のレオナだったり「I"s」の伊織ちゃんだったり。
しかしそれらに対する感情とは違う何かを思春期真っ盛りの僕は「ラブひな」から感じ取った。
今様に言えばそれは
「萌え」である。
その「萌え」という概念は当時は(少なくとも僕の中には)存在しなかった。
だが「萌え」という要素は当時から存在した。
「ラブひな」にしたって「アホ毛」だったり「ツンデレ」だったり「妹キャラ」だったりと
今ではすっかりジャンルとして定着している要素がてんこ盛りだ。
そういった要素を、今ほど二次元サブカルチャー的なものが浸透していなかった時期に取り入れてるあたり
「ラブひな」っていう漫画はすごかったんだなあと思う。
まあ「萌え」やそれに付随する様々なジャンルに関しては、
要素があって概念化されるのか、概念があって要素と認識されるのか、
どちらが先に来るのかなんて分からないけど。
まさに「卵が先か鶏が先か」の無意味な議論のようである。
ところで、上述したとおり、僕は当時「ラブひな」キャラの中ではしのぶちゃんがお気に入りで、
今改めて考えてみてもやっぱりしのぶちゃんが最高である。
9年前は僕が中学生でしのぶちゃんも中学生~高校生、
これは中学生が中学生に感じる真っ当な恋愛感情(二次元に恋愛感情を持つことの是非はこの際置いておいて)である。
しかし今では僕は23のキモヲタで、しのぶちゃんは中学生~高校生のまま。
ああ、時の流れは残酷なるかな。
僕自身、好みの女性のタイプが変わったわけではないのに、
僕がしのぶちゃんのことを好きなままでいると僕はロリコンになってしまう。
時の流れってのは本当に残酷だよお…
関係ないけど「ネギま」は全く読んだことありません。
まあそんな感じで僕は「ラブひな」からヲタク道を歩み始めた。
そしてその「ラブひな」によるヲタク化へのビッグウェーブを無駄に上手く乗りこなし、
今僕は「ヒナ」ギクを「ラブ」しているのである。お後がよろしいようで。
関連エントリ抽出中...
だってコミュ力とか空気読む力とか養われないまま大学にいきなり放り出されても・・・って感じだしw
ラブひなは浪人してた時にブックオフで立ち読みしましたw
そりゃあもうニヤニヤが止まらなかった!