書く。口にできないから。　　　　　　　　　　　　　　　　

今日（もうとっくに昨日か）が宵々山。

彼女と行ってきた。

天気予報で暴風雨になった日もあったが、

我の願いが天に通じたのか、

台風は足早に去っていったので祭に行けた。

めっちゃ人多かった。

気分的には痴漢父の気持ち（５ページ目）だったが、

我のそういう不用意かつ不必要な発言が彼女のテンションを下げる

要因になるらしいので、飲み込む。

出店のから揚げと焼き鳥と牛串を食べた。めっちゃ肉オンリー。

から揚げ食ってる時にいきなり舌噛んで流血試合になった。

サツマスチックなる美容健康食品の出店もあった。

決してサツマスティックではない。スチックなのだ。謎の食べ物・スチック。

チョコレートファウンテンの出店が何個もあるのには驚いた。結構繁盛してたっぽい。

光る剣とか銃を売ってる屋台なんかもある。

我は幼き日々にああいうのを親にねだっても買ってもらえなかった苦い記憶があるので、

ああいうのの屋台を見ると今でも欲しくなる。

我は永遠の少年なのである。

砕けて言うとただのガキなのである。



出店の話ばかりだが、本来は↑のような山鉾を見たり、

個人が所有しているなんか凄いものを見たりするのが祭の醍醐味っぽい。

中には蟷螂が載ってる山鉾もあった。

我はあの蟷螂の腹にはハリガネムシが入っているのだと信じて止まない。

こういう山鉾が明後日（日にち的には明日）には街中を練り歩く…んだよね？

イマイチ祭を理解していない我なのである。

まあ祭に行く最大の目的は浴衣姿の彼女と歩くことであるから問題なし。

普段と違う彼女の姿に我は胸キュン（死語？）。浴衣ってチョベリグ（死語）。

しかしあと２年も一緒にいられない今になって思い出を作ろうと必死になってる我は

本当に先見の明というものがない。（ちなみに「先見の明」は我の誕生花「ヒイラギ」の花言葉だ）

今更思い出したようにペアネックレスを身につけるようにしたりね…

ダメな彼氏で申し訳ない＿ト￣|○

…とここで「＿ト￣|○」のＡＡを使うあたりがもうダメっぽいな。



んでまあ祭から帰って彼女を家に送る時に、

我の家の前にＫ札と思われる方がトランシーバーかなんかで連絡取り合ってた。

こんなところまで祇園祭の警備か、とも思ったがそんなわけない。

常識的に考えて何か事件でもあったのだろうが、一体何が？

帰ってきてまだいたら訊いてみようかと思ったけど、

彼女を送って帰ってくるともうＫ札はいなかった。

とりあえず通り魔とかに襲われなくてよかった。

彼女と違って我は脆弱人間だから、通り魔と闘り合う自信はない。

んで家に帰ってから、泥棒でも出没してるのかと思って、

一番盗まれては困るWiiの有無を確認した。ある。

ついでに通帳と印鑑も確認したけどちゃんとある。

真相は闇の中である。