書く。口にできないから。　　　　　　　　　　　　　　　　

保健管理センターだったりカウンセリングセンターだったり健康診断受けたりで大学構内には入っているが、

ぶっちゃけた話、まだ全然授業受けてない。

まあ今週開講のやつも多分あるし。

つうか大学行きたくないし。

そんな自堕落な心のリハビリをしようと図書館に行ってみた。

とりあえず履修登録の用紙を書いて、

それからは読書をしていた。

武者小路実篤の『眞理先生』、１０分の１くらい読んだ。

武者小路実篤は文章が上手いというより発想とか着眼点が面白いと思う。

気に入った表現とかいろいろとメモしておきたいことはあったのだが、

本気で全部書写してしまうくらいになりそうだったので読むだけにした。

全部書写したらそれはそれでかなりの勉強になるのだろうが。

普通に読書をするとき用の読書ノートでもつけようかな。



ところで僕は窓際が好きだ。

乗り物に乗るときもできるだけ窓際がいい。

教室や図書館にいる時もそうで、なるべく窓際に座る。

窓の外を眺めてボーっとする。

そういうのが好きなのだ。

まあこれが美少女とかだったら絵になるのだろうが、

残念ながら僕なので全く絵にはならない。

今日も今日とて図書館の窓際の席に陣取り、

大学生の行き交うガラス１枚隔てた幸せそうな世界を時々ボーっと見ていた。

まあ要は人間観察である。

４人組の中で３人が同じようなねずみ色のパーカーを着てる集団がいてなんか面白かった。

やっぱりうちの大学って外人さん多いよな、って思った。

そして構内を手を繋いで歩くカップルとかいた。

「神聖なる学び舎の中を手を繋いで歩くなんてけしからん！」

って思ったら読書する気も萎えたので帰った。

べ、別に羨ましくなんかないんだからねッ！



そして部屋に戻ってエロゲをプレイし、

普通のセクロスシーンじゃ興奮を覚えなくなってる自分を残念に思った。

でも足コキのシーンで興奮を覚えてしまう自分を残念に思った。

僕の人生がなんかもう窓際って感じである。