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ふと大学の木々に目を向けると秋の様相を呈していた。
普段目を伏せて構内を逃げるように突っ切ってたから全く気付かなかった。
秋が深まってた。
鴨川沿いの道をチャリンコで疾走すると
イチョウか何かの木が黄色く染まり、落ち葉が道を覆っていた。
京都とという都市柄、「風流だな」と感じてしまう。
しかし、果たしてこの「風景」が「風流」なんだろうか?
「風景」は「風景」として存在するだけで、それ自体が「風流」なわけではない。
「風流」とは人が作り出した型でしかない。
「風景」を「風流だ」と捉えてしまうことは、
考えることを止め美を愛でる心を停滞させているのではないだろうか。
そんなわけのわからない考え事をした小春日和の麗らかな秋の午後。
京都文化博物館まで行ってきた。
この建物もまた趣あるよなあ… ←美を愛でる心の停滞
「源氏物語」に関する特別展だったからか、じいちゃんばあちゃんだらけだった。
なんでじいちゃんは舌打ちしまくるんだろう?
なんでばあちゃんは皆同じにおいがするんだろう?
そんなことを考えながら展示を見て周った。
展示内容はよく覚えてないが、こういうのを見ると、
「源氏物語ちゃんと読もう」とか「くずし字読めるようにしよう」とか思う。
一瞬だけ。
実行には移さない、それが僕のチャームポイント。
帰りにもっと秋を感じようとフラッと
京都御苑寄ってみたら、図らずも一般公開期間だったらしい。
なんか凹んだ。
とりあえず写真撮ってトップ絵用に加工したのを何個か追加したから、
ランダムで表示されたら注目してやってほしい。
「秋」の「心」と書いて「愁う」なので若干テンション低めで本日の日記をお送りいたしました。
そういえば1月から
「源氏物語」のアニメやるらしい。
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