ご存知の方も
多くないと思うが僕は流行り物が大嫌いである。
だからiPodではなく敢えてソニーのウォークマンを使う(まあウォークマンも流行り物といえば流行り物なんだけど)。
でもゲームなんかの流行りはそれなりに追う。
なんという自家撞着。
世間ではソフトバンクがiPhoneの販売権利を獲得したとかで話題になっている中
こんなニュースが↓
国内携帯端末メーカー、真の敵はiPhoneではなく「ノキア」友達に約1名ノキアのケータイ(ドコモ)を持っている奴がいるので見せてもらったのだが、
今出回ってる国内メーカーのものとはかなり違っていて面白かった。
例を挙げるなら、普通電源は通話終了ボタンを長押しすることでオンオフできるが、
そのノキアのケータイは他の電化製品よろしく電源ボタンが別個にある。
機能もシンプルっぽくて、
ドコモがアホみたいに「906iシリーズ全てに搭載しました」と謳っているワンセグなんて余計な機能は付いていない。
新しい機能が追加されたと思ったらまたさらに新しい機能が追加されて、と
「あったら便利」だったものが「必要不可欠」になり、
機能がドンドン増える一方の国内メーカーのケータイ機種とは明らかに一線を画してる感がある。
まさに、必要な機能だけ搭載しました、という感じだ。
まあおそらくそのせいでノキアのケータイが日本では受け入れられないという部分があるんだろうけど。
日本人は流行に弱いからなあ…
iPhone勝利でノキア涙目とかになりそう。
ノキア頑張ってほしいけど。
最近うちの大学の国語学の教授が授業でそういったことをぼやいてたりする。
いわく
「学会にも流行というものがありましてですな、流行に乗らない研究は日の目を見んのですわ。
しかし学問というものは流行のあるべきものではない。流行に乗ってないものにも大切なこと
はたくさんあるのですよ」
まあここらへんの話って今年の研究室の研修旅行(そういえば結局記事書いてない)で、
僕が自己紹介したときに「好きな四字熟語は付和雷同です」って言ったことに
その教授と露天風呂で一緒になったときにめっちゃ食いついてきて、
結局その場で「付和雷同という姿勢が一番いかん」というありがたいお小言を
一時間半に渡って頂戴した時に話してたことの繰り返しなんだけど。
授業でも同じことを言うもんだから教授の露天風呂でのその場の言葉ではなく
心からそう思ってるんだなと感心しつつも、
22年半付和雷同で生きてきた自分をそう簡単には変えられないとも感じている僕なのです。
その教授には残念ながら顔も名前も覚えられてるけど
授業は後ろの方にちょこんと座って縮こまって受けているのです。
ちなみに研修旅行の自己紹介で好きな諺も挙げたのだが、それは
「天網恢恢疎にして漏らさず」事務所費やらミートホープやら船場吉兆やら飛騨牛偽装やら、世の中嘘偽りだらけ。
大人の世界は穢れている。
上層部の指示だったりが多いっぽいけど、そこは「君君たらずとも、臣臣たらざるべからず」の精神で…
行けないのが大人の世界なんだよな…まさに「付和雷同」社会。
僕は自分に嘘を吐くことなく、
夢見が悪かったので今日も一日引きこもって暮らしました。大人になんかなりたくない22歳半、ピーターパン症候群。
…イヤ、そこは偽って行こうぜ、自分。
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またきます。