魔の「6-0完敗事件」(参照: http://blogs.yahoo.co.jp/u3098310/39014222.html )以来、
我はプレイスタイルを変えた(というよりそれまでは何も考えずにプレイをしていたのだが…)。
それは「負けないテニス」。
テニスに勝つにはどうすればいいか?
自ら決め球を打つというのが一つの手だが、非力で消極的な我には向かない。
そこでもう一つの手が、相手のミスを待つテニス。
このテニスを実行するためにはまず自分からのミスをなくす必要がある。
また、一試合一試合が長くなるが集中力を切らさないことも重要。
体力の方はそこまで必要というわけでもない、疲れたらロブを上げて時間稼いでもいいし。
相手の決め球でも拾うというのも重要かな、
こういうテニスでは自分の決め球で決める爽快感はないけど、
相手の決め球を返すとたとえそれでポイントが決まらなくてもチョット嬉しい。
ちなみにこういうテニスを俗に「しこるテニス」というのだが、
我のテニスは「しこる」とまではいけなかったかな。
S中学にはすごいシコラーがいたけどなあ。
まあやってる方は面白いんだけど見てるほうは死ぬほど退屈なテニスでもあります。
(ある意味大学でテニスやらなくてよかったかなあとも思う一因がこれだったりする。
退屈な試合を彼女には見せられませんからねえ。)
それでも「しこるテニス」を目指したおかげである程度我のテニスも安定し始めた。
そんなこんなで時は過ぎ…
我も中学の最高学年となった。
5月、県の大会が行われる(県の大会というもののほとんど広島市内の中学なのだが)。
その何回戦かの試合の中で我が捨て駒でシングルス3となって、
シングルス1、ダブルス1、ダブルス2で確実に勝ちを取りに行こうかという案が出る試合もあった。
我の公式試合シングルスデビューかとも思われたが、結局その案は回避となり
その大会中の全ての試合を我は定位置のダブルス2でこなした。
結局その大会で我の中学は優勝、先輩たちに続いて2年連続で中国大会への切符を手に入れた。
そして我たちは7月に尾道で行われる中国大会に向けて、
一致団結してよりいっそう練習に励むのだった。
今回の話のあたりはかなり記憶が曖昧であり、普段より短くなってしまったので、
少し「ダブルス」というものについて語りたいと思う。
我はダブルスプレイヤーです。
金を積めば出れる試合では経験のためにシングルスの試合にも申し込んではいたが、
公式の試合ではダブルスしかやったことがない。
もちろんテニスはシングルスだって楽しい。
しかしダブルスにはダブルスにしかない楽しみがあるのだ。
なんといってもダブルスにはパートナーがいる。
シングルスならば自分のミスは自分にだけ迷惑がかかるが、
ダブルスではパートナーにまで迷惑がかかる。
当然パートナーがミスをする場合だってある。
そういう時はポイントの合間に励ましたり励まされたりできる。
それがダブルスの醍醐味だと我は思う。
ダブルスでは当然相手も2人いるわけで、後衛がベースライン上で打ち合っているだけでは
なかなかポイントが決まらない。
そこで重要になってくるのが、後衛が打つサーブやストロークのコースと、
それに伴う前衛のポーチである。
ポーチという言葉はテニスをしない人には耳慣れない言葉であろうが、
簡単に言うと前衛がでしゃばって無理矢理決めに行くボレーのことです。
ポーチに行くと決めたらどんなことがあっても動く、縦に抜かれてもかまわない、
この気持ちがポーチに行く際には重要ですが、
この勝負勘は試合をしてないとなかなか得られるものでもありません。
ポーチならば力のない我でもポイントを取れて気分爽快です。
ちなみにこれは「雁行陣」と呼ばれるダブルスの基本陣形での話です。
うまいペアになれば並行陣(ツーアップとも言う)で二人ともボレーに出る戦い方もアリですが、
我はあんまりツーアップが得意ではないので…
あとダブルスで大事なのは2人がレシーブの際ジュースサイドとアドサイドのどちらに行くか。
ジュースサイド、アドサイドというのは、相手コートに向かって立ったとき、
センターより右がジュースサイド、左がアドサイドです。
サービスゲームは1人の選手がジュースサイドに行ったりアドサイドに行ったりするので、
その心配をする必要は全くないのですが、
レシーブの時は1人がジュースサイド、もう1人がアドサイドと一度決めたら、
試合中の変更は不可です。
そしてジュースサイドよりもアドサイドの方がはるかに重要になってきます。
それは何故か?
それには各ゲームのポイントが関わってきます。
まず、どちらかのペアがゲームポイントとなってるとき、
つまり40-0、40-15、40-30、もしくはそれらの逆、
そしてアドバンテージの場合、
40-15の場合を除いては全てレシーブがアドサイドの人になるのです。
つまり、こちらのレシーブゲームをブレイクするかキープされるかは
アドサイドの人の力によるところが大きいのです。
ゲームポイントでないときにしても、
例えば15-0から15-15にするか30-0にされるかでは大きく違うし、
30-15から30-30に追いつくか40-15と引き離されるか、
または逆に15-30から30-30に追いつかれるか15-40と引き離すかでは、
ゲームの行方が大きく左右されるのでこれまた重要です。
これでいかにアドサイドの人間が重要かがわかってもらえたでしょうか?
我は試合に出るときは常にアドサイドでした。
テニスを始めてから部をやめるまで実に8人もの人とペアを組んで試合に出ましたが、
ジュースサイドで試合に出たことは一度もありません。
顧問の先生が我の安定性を見込んでそうするように言ってくれたことももちろんありますが、
我自身もアドサイドでプレイすることが好きです。
ゲームを決めたり試合を決めたりする場面でレシーブがまわってくるというのは
精神的に辛い部分もありますが、その緊張感が好きだったりもします。
普段は意気地がないくせにね。
それも普段の生活では見えてこない「逆境が好き」という性格が
テニスにおいて形になって表れているのかな~とも思ったり思わなかったり。
無駄にダブルス論(?)が長くなってしまいましたが、
わかりにくい部分も多々あると思います。
もしそうだったらご指摘いただけると幸いです。
直しますんで。
あとわからない用語とかの質問なんかもあったら是非。
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